2009年データ数から見る人気エロゲ
エロゲにおけるモチベーションについて考えていたときに、インプットよりもアウトプットの方がより閾値が高い、という気がしないでもなかった。
ここで言うインプットはエロゲのプレイ、アウトプットは感想やレビューのために文章を起こすこと。
エロゲを購入しても積みゲ化させている人、プレイしてもweb巡回して他人の考察・レビューを見て満足する人がほとんどではないかと思える。
だからこそプレイヤーに一手間かけて感想を書かせることができる作品は、人気のある作品と言っても良いのではないだろうか。
例えそれが「アイ惨」や「おたくまっしぐら」のような方向性だとしても。
以下erogamescapeより、中央値75点以上のものからデータ数100以上の作品を抜き出してみた。
(この時点で特定のサイトに依存しすぎだとか、地雷が排除されていて恣意的じゃね?というツッコミは無しの方向で。)
俺たちに翼はない (773)
真剣で私に恋しなさい!! (592)
BALDR SKY Dive1 (443)
さくらさくら (427)
スズノネセブン! (359)
星空のメモリア (357)
死神の接吻は別離の味 (287)
タペストリー (281)
W.L.O (251)
Flyable Heart (247)
夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- (242)
花と乙女に祝福を (237)
姫狩りダンジョンマイスター (235)
輝光翼戦記 天空のユミナ (196)
ナツユメナギサ (185)
Trample on “Schatten!! (183)
夏ノ雨 (158)
Dies irae Also sprach Zarathustra -die Wiederkunft- (150)
痕 -きずあと- リメイク版 (135)
シークレットゲーム (124)
※()内はデータ数
エロゲは初動が命だと言われていますが、初春発売がやはり有利なようで。
にも関わらず、発揮されたマジ恋の強さはネタゲー色が強かったためだろうか。声優ネタは感想書き易そうだ。
夏ノ雨も発売が9月末で150越えと健闘してる。意外だったのスズノネセブン!か、最近中古買取価格も高値安定しているし。
抜きゲは感想が使えた!とか枯れた!とか似たり寄ったりしてしまいがちなので、わざわざレビューする人は少ないのかも(チュパ音とか熱く語れる人は除く)
ゲーム性の高い作品はバルスカ・ユミナ・姫狩りの3作品。アリスとキャラがいない。
10月末には、
あの夜々ちゃんを世に送り出したJ・さいろーによる「ハチミツ乙女blossomdays」
姉妹ブランドがデビューに成功した一方、海外からのアク禁に怯えるAlcotの「幼なじみは大統領」
おちんちんランドへの片道キップ「キスと魔王と紅茶」
本命「ましろ色シンフォニー」
辺りがデータ数は多くなりそうな予感。装甲悪鬼村正・SHUFFLE! Essence+ -Limited Edition-は固定層のみじゃないだろうか。
あくまでデータはデータ。己の感性を信じて特攻するのが醍醐味